歌の大会にあえて出なかった時期がありました。

実は僕
2年間くらい全く大会なんかに応募しなかった時期があります。
表向きには
「仕事を優先したい」
とか言ってましたが本当は違います。

 

 

理由は
歌で勝敗をつける事自体間違ってる
と思っていたからです。

 

 

“数年前の僕はとにかく結論を残したいという気持ちが強くて、
他の人の歌を聴いて
「この人なら勝てる」
とか思って、勝ったらやっぱりなと思い、
負けたら「この審査員終わってる」とか思ってました。
(今思うと本当にクソ人間だったなーと思います)

 

 

初めのうちは全然良かったんですが、
それを繰り返していくうちに自分の感情が少しずつおかしくなっていくのを感じました。
なんで負けたの?なんで勝てないの?と自問自答していくうちに自信が少しずつ、本当に少しずつ無くなっていくのを感じました。

 

 

最終的には
自分の歌なんてしょーもない
と思って、たとえ誰かが「よかったよー」なんて言っても
どーせ嘘なんでしょ?なんて人まで疑うようになってしまったんです。

 

確かに、大会は誰かが優勝しなければいけない。
でもその一方で負けたという結果が残る人もいます。

 

 

その結果を気にしない人なら良いですが、
それを気にして、自分に自信を無くして、疑心暗鬼になっていく人も少なくありません。
むしろ僕がそうです。

 

 

勝てば嬉しいのはみんな一緒
でも負けて喜ぶ人なんているでしょうか?

絶対心のどこかで悔しい思いをしたり
勝った人を羨ましく思うことがあると思うのです。

 

 

でも、そもそも歌ってなんですか?

勝ち負けをつけるためのものですか?

違います。

 

 

歌っていうのはコミュニケーションです。
自分の気持ちや想いを歌にのせて聴いてる人に伝える。
普段の会話と何も変わらないのです。

普段の会話に勝ち負けをつけてるようなもんです。
そんなんだったら人と話すのなんて辛くてたまりません。

 

 

だから、それまでいろんな大会に出たり
オーディションを受けたりして
本当に本当に嫌になって、自分の歌が嫌いになりそうだったから大会に出るのをやめたんです。

 

 

自分が嫌いになるもの嫌だったし、
自分のせいで誰かが嫌な気持ちになってしまうのも嫌だったから。

その期間いろんな人に
歌は続けないの?やればいいのに
なんて言葉ももらいました。

 

 

歌は続けてました。
でも大会とかで何か成果を残さないと続けてたと言えないみたいです。

 

 

でもその充電期間に
もう一度歌について見つめ直して、

自分にとって歌うことは楽しい事
勝ち負けよりも聴いている人が喜んでくれる事がなりより大事だっていうことを確信してから

また大会に挑戦してみようと思ったんです。

 

 

きっとまた大会で負けて悔しい思いをするかもしれない。
でも聴いている人がちょっとでも喜んでいたらいいじゃないか

 

 

自分が勝って、負けた人が悔しい思いをするかもしれない。
そんな時は、自分の歌の想いをしっかり伝えてちょっとでも相手が楽になってもらえたらいいじゃないか

 

 

そんな気持ちで前に進んでいます。

 

 

またたとえ大会でも、勝ち負けにこだわらずに自分の想いを歌に乗せて楽しく歌っている姿を見せ続けるのも大事なことだと気付きました。

それを続ければ、結果なんて気にしなくなるし、
またみんながそんな気持ちになれば大会も良くなるし、みんなの歌自体ももっともっと良くなる

 

それでカラオケ世界大会王者という肩書きができました。
なにもなりたくて望んだことではありません。
自分の想いを歌に乗せて歌った副産物にすぎません。

そのスタンスでもいいんじゃないかなと思います。

 

僕はその副産物を使って、
1人でも多くの人にもっと歌を楽しく歌ってほしい
という気持ちで活動をしています。

 

 

このブログで想いを綴るのもそうですし、

実際に大会やテレビで歌って体現することも

その気持ちを伝えるためのものです。

 

 

もし今、大会とかで結果が出せなくて自分の歌に自信がない人は
大会に対するスタンスを変えてみるのもいいかもしれません。

 

 

自分で自分の歌を苦しめないためにはどうすればいいか
やり方はいくらでもあると思います。
どんな選択をしてもいいと思います。

 

 

何度も言いますが
歌はコミュニケーションです。
会話を楽しむように
歌もとことん楽しんでくださいね!

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